ガラスの運命

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この時計  古道具屋さんに掛けてありました。

大きめで 秒針もまた別に設けてあって
字体もいい感じです。
時計の木枠下に鍵が付き ソレをクルリとまわすと
中には振り子が仕込まれてました。

ガラスの蓋の縁は 真鍮の枠とブリキの枠

上手ではないけれど なーんか気に入ってしまいました。





店のおじさんに触らせてもらいました。

ガラスは薄くて 古いモノを感じさせます。

マークは付いてるけれどどこのものか分からず
「あっちのじゃないか~・・・」とおじさんが適当に言った途端
その場に居合わせた お客のおじちゃん
「どれどれ 見せてみ~」 と 時計が気になった様子。
えーこのおじちゃんずる~・・・っ。。。と思いながら見ていました。

あれこれ触り しかも雑に扱うから・・・・・・・

時計のガラスの蓋が開き バシン!と閉じた時
ピシッと 割れてしまったのです。

割れたガラスの時計  そのおじちゃんは責任を感じ引き取ろうとしたけれど
店のおじさんはお断りしてました。

きっと モノを大切に扱ってくれない人のところにはもらって欲しくないのでしょうね。

時計はおじちゃんに触られるのが嫌だったのかも。
振り子の入り口の蓋も開けられなかったし  無理やり開けようとしてたから・・・。


ガラス  私が声をかけなければ 割れることもなかったのにな。
そう思うと 時計に申し訳なく思えてなりません。
ずっと 薄いガラスに守られてきた時計が おもむろに剥きだしになってしまったのだから。


写真の姿は ガラスがはめ込まれている最後の姿
このあと 割れたのでした。
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by benichaya | 2007-11-30 09:20 | 古いもの