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白色

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白い花には、格別人を引き寄せる力を感じる。

それは単に私が白色を好きなだけではなく、
白色のもつ色の表情がそれぞれの白色で、
別なものとして捉えられるからかもしれない。

白色は陶磁器の色。

白木蓮の乳白色は、李朝白磁をおもわせる穏やかでいて
堂々とした佇まいを放つ色。

白つつじの透明感のある清楚な白色は、はかない磁器を思わせる。

雨上がりの白つつじは、雫がまた白色の透明感をよりいっそう高めていた。
暗闇に浮かび上がる白色は、闇の中で私たちを引き寄せるかのように放つ
白色の闇の光
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by benichaya | 2006-04-30 00:07 | つぶやき

Luna'tico/Gotan Ploject

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ストリングスの響きにバンドネオンの音が絡みつく。
バンドネオンの小粋なリズムが生きた【Luna'tico】

タンゴ調のリズムには弱い。

ピーター・バラカン氏のラジオを聴いていると
週に何度か流れる。
一度聴いたら忘れられないメロディー。
二度聴いたら欲しくなる。

Rambling RECORDS
このサイトに、詳しい説明載ってます。

*ルナティコとは馬の名前で、英語でいうルナティック=心をかき乱すような
 という意味も込められていて、ドラマティックな曲調に仕上げている。
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by benichaya | 2006-04-25 00:06 | 日々

スコーンのあれこれ

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スコーンって、いろんな顔があるよね。

バター・小麦粉・牛乳・塩・砂糖・ふくらし粉・・・卵はいれる人いれない人いるね。

材料は一緒でも、作る過程によってまったく別物になってるよね。
だから、人それぞれの顔を持ったスコーンとなるワケ。

そして、おなじ人が作ってもその時の湿度・気温によって
バターの溶け具合が変化したり、水ッ気の調整が違ったり。。。
お菓子作りの中でも、スコーンって難しいと思うんだ。

あと、問題は作っているときの気持ち。
わたしは、ここに重大な要素が秘められていると思うんだ。

お菓子って、急いで作ったり・気分にムラがあるとその通りの物になり、
穏やかな気持ち・食べてくれる人のことを考えて作ると
楽しい気分になって、やさしい味の物が生まれてくると思う。

スコーンは、バターと小麦粉をあわせているときの心持がいちばんの秘訣。
この時間をゆるやかに、そしていつまでもいじることのない様に気を使う。
この時間でスコーンの出来具合が変わる・・・と私のスコーンは思う。

焼きあがったスコーン。
どう食べていただくかはその人次第。
だけど、そこまでうるさく行ってしまう私が居て、食べてくれる人にとったら
ありがた迷惑なのかもしれない。

けれど、そのスコーンの持ち味を精一杯生かした食べ方で食べてもらうのが
いちばんスコーンにとったら幸せ。
・・・というより、わたしが幸せなんだな…。

***********

・・・・・スコーンを冷えたまま、ポイッと口に入れてしまう家人には何度言っても
この気持ちわかってもらえなそう・・・・・・
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by benichaya | 2006-04-23 14:36 | ツクル

綻ぶ


通りをいっぽん裏に入る。
きらびやかなメイン通りの喧騒とは    
a0070831_14342385.jpg少し違った裏通り。

二階に上がる。
小さな店には開け放たれた窓。
湿度の高い午後。
湿気を帯びた空気が店内を別空間へといざなう。

一瞬にして、日常から解き放たれる感覚を作り出す。
入ってきたものの心を軽くさせてくれる。
わくわくしてきた。
どんな時間を過ごせるのだろう。

そんな気持ちが沸き起こる様な店。
それが飲食業の第一歩かな・・・と考える。

細やかな心くばりが、少しずつ積み重なって店の雰囲気となり
人の心へと染み込んでいく。

グラスの下に沈むはほのかな甘み。
口の中を緊張させる味から、次第に口内の緊張が和らぎ
肉が綻んでいく。

そして、口内が綻んだ後には笑顔がこぼれる。
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by benichaya | 2006-04-14 14:20 | 珈琲・お茶

光り輝く

a0070831_14183046.jpg空は光化学スモッグ色だけど
  そこからうっすら覗く春の日差し

  日差しを受けた海は
  青い空の色ではないけれど
  光りを受け止めキラキラ輝く
  
  厚く重たいどぶねずみ色の幕に負けないように

  自然の元では誰もが無邪気になれる
  日々の現実をどぶねずみ色の幕に乗せて
  遠く遠くへと連れ去って
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by benichaya | 2006-04-13 00:00 | つぶやき

薄曇り そして 雨

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こんな薄曇り・そして雨の日は
まさにまったり気分に浸れるいい日和。

昨日届いたばかりのアトリエ・モリヒコさんのモカを淹れる。

コーヒーミルを取り出す。
器具と棚とのこすれる音が、ある旋律と重なった。

WE GET REQUESTS/OSCAR PETERSON TRIO

一曲目「コルコヴァード」の一小節目頭の音。

曲「コルコヴァード」はボサノバ。
マイルス・デイビスなども取り上げているらしいが、聴いたことはまだない。
オスカー・ピーターソンの奏でるピアノのコルコヴァードは、
ジョアン・ジルベルトの哀愁漂う歌声のそれと、引けをとらない。

「WE GET REQUESTS」カラダの中にしみこんでいる音楽。

アトリエ・モリヒコさんの珈琲は、カラダをやさしく包んでくれるかのよう。

電気を消して、薄曇の朝に甘い余韻を含む珈琲と音楽をカラダのなかに
浸透させるかのように楽しむ。

そんなひとときが、わたしの中のわたしを造る時間。
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by benichaya | 2006-04-12 00:02 | 音楽